サブサハラ諸国のSWGs実現を牽引する
共創デザイナー育成プログラム

International Program on Co-Creative Designer for Realization of SWGs Society in Sub-Saharan Region

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CURRICULUM

カリキュラム

カリキュラム

本プログラムでは、海外相手国大学であるガーナ大学と山梨大学・北里大学との間でこれまでに築かれた国際共同研究の実績を基盤とし、山梨大学が実施している国費外国人留学生の優先措置を行う特別プログラムや、北里大学の感染症・公衆衛生分野での強み・実績を活用して、ガーナおよびサブサハラ諸国のSWGs のデザイン・実現を担う「共創デザイナー」育成のための実践的かつ体系的な教育・研究プログラムを構築する。

共同学位プログラム

環境管理・公衆衛生分野の先進的学識と、地域社会との協働力などを育成して、SWGs 実現を牽引する学生を輩出することも目的とし、修了者にはプログラム修了証を授与する。

共同学位プログラムフロー図

必須科目群

01

基礎科目 環境・SWGs概論 (1単位)

環境学、公衆衛生学、経済学、情報科学と社会学の視点からアフリカの流域が抱えている課題と実現すべき共通のビジョン、その実現に向けた基礎的な知識を学び、日本と比較することで地域の固有性と多様性に対する理解を深めることを目標とする。なお、本科目はオンラインで実施し、プログラム参加学生は本国において受講する。

02

応用・発展科目 SWGs社会デザイン (1単位)

国際的な視野から現状を観察・課題を理解し、協働でその課題の解決方策を社会実装するまでの道筋をデザインするスキル・ノウハウを習得することを目標とする。国際的な学生グループを作り、アクティブ・ラーニング形式の議論、グループワークやプレゼンを通じて、単なるコミュニケーション力からレベルアップした連携力の獲得を意識する。

03

実践科目 SWGs実践演習 (1単位)

海外研修を通してSWGs実現のアイデアを実践し、連携力を強化しながら企画・運営に挑戦するのが目的である。滞在期間中、国際的な学生グループによるフィールドワーク等を行う。上記の基礎・応用・発展科目で修得したスキルを駆使して、現場で起きている問題を解決する方策とそれを社会実装するまでの具体的プランを作成する。

04

学位論文執筆指導と審査

プログラム学生は、本プログラムで修得した学識・スキルによって学位論文を執筆する。その執筆と上記指導教員グループでのオンライン指導によって、学識・スキルを定着させ、それを学位論文として具現化する。なお、オンライン指導は、プログラム学生に日本側教員2名、ガーナ大学教員2名の複数指導教員グループを作り、学期1回のグループディスカッションにより実施する。最終的に、学位論文の審査をオンラインで実施し、審査員による審査によってプログラムの目的(養成する人材像)に相応しいことを確認・評価する。また、学位論文のオンライン発表会を通じて双方のプログラム学生・関係教職員同士がプログラム学生の成長とプログラムの教育成果を共有する。

選択科目

インターンシップ

実務経験や協働体験を通じて、共創力・実装力の強化を図る。インターンの実施先として、公的機関・研究所(Ghana Health Serviceなど)や日本企業現地法人(食品・農作物関連及び医療・健康関連の業種など)、現地NPOなどを想定しており、北里大学と連携しながら具体的な受け入れ先を確保する。なお本科目は、選択科目とし、主に博士課程学生の履修を想定している。

共同学位プログラム付随イベント

ラボステイ

応用・発展科目履修のためのガーナ学生の来日、実践科目履修のための日本側学生のガーナ訪問のタイミングに合わせ、訪問先の大学における研究室滞在(1~6カ月)を実施する。ガーナ側学生は、主に日本側指導教員グループの研究室において、環境管理に関する最先端の研究事例(下水疫学、AIを用いた水災害リスク評価、水素利用による水処理技術、汚水処理過程でのエネルギー回収など)に触れる機会を得る。なお、希望する場合は複数の研究室への滞在も認める。一方、日本側学生は、ガーナ大学の研究室学生とともに、実際に水質汚染や廃棄物処理などに関するフィールド調査や、それらの問題の社会・経済的な背景に関する資料収集・分析を行う。滞在期間中は、ホスト側のプログラム参加学生が訪問側の学生のチューターとなることで、プログラム参加学生の交流促進を促す。

学位取得を伴わない参加学生

科目履修生

山梨大学、北里大学、ガーナ大学の修士,博士課程に在籍し、本プログラムでの学位取得を目指さないが、プログラムで提供される個々の科目を履修する学生の受け入れも実施する。成績評価により科目内容を習得したと認められた科目履修生に対しては、修得証明証を発行する。

短期体験プログラム

主に学部学生を対象とした短期研修プログラム(1~2週間程度)を実施する。滞在期間中は、共同学位プログラムの「流域環境実践演習」「ラボステイ」と連動しながら、現地視察や研究室訪問、交流イベントなどを実施する。日本側参加学生は、本プログラムへの参加を通じて、自立協働の学びを強化するとともに、高度な知識・技術獲得のための大学院進学への意識・興味を高める。また、ガーナ側学生は日本における環境研究や環境技術、感染症撲滅の歴史に触れるとともに、日本人学生との交流・共体験を通じて、日本留学への関心を高める。

教職員研修プログラム

ガーナ大学との更なる連携強化・継続とアフリカ諸国への展開に向けたハイスペックな国際教育プログラムの基盤を創るため、山梨大学とガーナ大学教職員を対象にした国際イノベーション力の養成のためのハイブリッド研修(オンライン+相互派遣研修)を実施する。
オンライン研修では、「SWGs社会デザイン」科目(授業動画の聴講,随時)によって、国際的な視野から大学の教育・研究・運営の現状を観察・課題を理解し、その課題の解決方策を実装するスキル・ノウハウを習得することを目標とする。また、相互派遣研修ではグループワーク等を通じて高いコミュニケーション力と連携力、さらには企画・運営力を身に付け、参加大学の全学的な国際化を強化することを目指す。